エスケー化研、売上増も営業利益減
エスケー化研(藤井実広社長)は11月10日、2023年3月期第2四半期連結決算を発表した。
売上高は前年同期比7・9%増の455億2900万円、営業利益は価格改定や経費削減を実行したが同7・5%減の45億4900万円であった。経常利益は、為替変動の影響等により同69・7%増の88億2800万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同68・2%増の60億3200万円となった。
セグメント別の業績は、 建築仕上塗材事業では新築需要が減少したが、リニューアル市場において超耐久性塗料や超低汚染機能で差別化された省エネタイプの遮熱塗料等の販売を行ったことにより、売上高は同7・8%増の414億300万円、セグメント利益は同6・5%減の53億1000万円であった。
耐火断熱材事業では、首都圏や都市部の再開発事業における受注が続いており、売上高は同5・8%増の30億5600万円、セグメント利益は同23・7%増の3億3800万円であった。
その他の事業では、売上高は同23・3%増の10億6800百万円、セグメント利益は同22・8%減の4100万円を計上している。