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【決算】菊水化学工業第3四半期、売上がプラスで推移

菊水化学工業(今井田広幸社長)は2月10日、2023年3月期第3四半期連結決算を発表した。売上高は前年同期比0・7%増の172億4000万円、営業利益は同1・0%減の5億2200万円、経常利益は同1・2%増の6億1400万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同3億6900万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億6600万円)であった。
 
建物や構造物の長寿命化の一翼を担う活動として、建築用仕上塗材市場および下地調整材・塗材の需要が多い改修市場を中心に、高耐候・遮熱・断熱など、市場のニーズにマッチした高付加価値製品の普及・提案活動に努めた。また、人体へ影響を及ぼす物質に対処する製品を訴求することで、環境への配慮や社会的な課題解決に向け取り組んだ。工事においては、戸建住宅の改修工事、非住宅の防耐火やアスベスト含有塗膜の除去などの特殊工事の依頼に対し、継続して安全・品質・コンプライアンスの充実に努め、さらに強固な施工管理体制の充実化に取り組んだ。