【人事】アシザワ・ファインテック、社長交代
ビーズミルメーカーのアシザワ・ファインテックは3 月24 日、芦澤直太郎氏が代表取締役社長を退任し、加藤厚宏副社長が代表取締役社長に就任すると発表した。芦澤直太郎氏は、代表取締役会長に、代表取締役会長の芦澤直仁氏は、取締役を退任し、相談役にそれぞれ就任する。なお、5月27日開催予定の定時株主総会および取締役会で正式決定する。
社長交代の背景には、同社設立時から続くオーナー社長の世代交代を見据えたものである。権限の委譲や幹部社員育成などにより、環境の変化に対応できるガバナンス体制を早期に構築する。
加藤厚宏新社長は就任に向け、「我が社は今年創立120周年を迎えます。この節目に経営の舵取りを引き継ぎます。“お客様のものづくりビジョンの実現”に向け更に技術を磨きつつ、時代に合わせた商品サービスをお届けして、次の100年を目指します」と、述べる。
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加藤厚宏氏(かとう・あつひろ)1969年千葉県船橋市生まれ。神奈川工科大学機械工学科を卒業後、1991年アシザワ入社。設計課に配属され、主力機種LMZのメイン設計担当に従事。2003年アシザワ・ファインテック再入社。設計課リーダー等を歴任後、技術部門・製造部門・管理部門の部長を経て2020年執行役員、2022年副社長に就任。