日塗商青年部、新会長に森建夫氏
日本塗料商業組合青年部は、2017年6月、142人という多数の会員数のもと発足している。
本総会では、新たに4代目会長に森建夫氏(森商事専務取締役)が就任した。新執行部がスタートし、今年度は「明日へ、未来へ、チャレンジ!日塗商青年部」をテーマに掲げた。青年部世代のリードにより、新たなアイデアと行動で各種事業活動を推進、展開する意向を示している。多くの課題解決が求められるなか、新たな体制での活躍に期待がかかる。日本塗料商業組合青年部は、第6回定時総会を書面議決により行い、7月5日の役員会において各議案が承認され、新執行部がスタートした。
新執行部のスタートにあたり、森新会長=写真=は「このたび日本塗料商業組合青年部第6回定時総会(書面決議)において会長の任を仰せつかった。2017年の設立以来、初代・清会長、二代目・富澤会長、三代目・森一朗会長、と受け継がれた会長の任を受け、青年部活動をより盛り上げていきたいと思っている。
今年度のテーマを「明日へ、未来へ、チャレンジ!日塗商青年部」と掲げた。会員皆様それぞれが日々社業に邁進され、また将来に向けた取組みをされている中で、青年部の活動を通じても学び・経験を深め、各社店の運営経営に、個人の成長に、お互いにつなげていくことができる企画内容や取組み、また交流の場として、充実させていきたいと思う。
近年は常に、課題への取組みに直面している状況である。感染症への対応、資源や物価の高騰、人手人材の不足など。その中でも、目の前のことに向かい、突破していくことは、私たち青年部世代がリードしていくところだろう。これからさらに、働き方、物流、環境といった面への対応が求められ、新たなアイデアや行動によって、その先の未来があるものと思う。青年部会員同士が相乗効果で前へ前へと進んでいく、行事を通じてより多くのことを吸収しチャレンジし実現させていける、そして塗料販売業の今を支え将来を担うメンバーの集まりの場でありたいと思う。今年度の事業は、全国研修交流会、企業研究会、CEMA合同事業、DX推進事業、と計画していく」とあいさつを発信した
新役員は次の通り。
▽会長=森健夫(森商事・東京)
▽副会長=日下亮太 (ケンコク・大阪)、海老名創(エビナ・東京)
▽理事・会計=伊藤純(トハン・埼玉)
▽理事=佐野公俊(生興塗料・大阪)、清水雄一郎(三興塗料・東京、新任)、荻野宏之(荻野塗料・神奈川、新任)
▽監事=森一朗(モリエン・兵庫)、榊原卓哉(榊原・愛知)
なお、清元秀氏、富澤浩史氏は相談役として運営に際し必要に応じて、役員に助言等を行う。