【決算】イサム塗料、売上増かつ大幅な増益
イサム塗料(北村倍章社長)は8月4日、2024年3月期第1四半期連結決算を発表した。
売上高は前年同期比6・4%増の19億8800万円、営業利益は同61・3%増の2億3千万円、経常利益は同52・8%増の2億6300万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同60・7%増の1億7700万円であった。
同社では自動車補修用市場でのシェア拡大を図るため、顧客ニーズに沿った環境対応型塗料や高機能性塗料で販路拡大に注力するとともに、大型車両分野や工業用分野などの新規市場開拓や建築用塗料の受注拡大に向け、営業活動を展開。また、原材料価格や物流コスト上昇分を吸収すべく、販売数量が厳しい中では、あらゆるコスト削減・業務効率化に注力しながら、一部を販売価格に転嫁し、収益向上に努めてきた。
セグメントの経営成績では、塗料事業は、売上高は同6・4%増の19億6300万円、営業利益は同65・6%増の2億1800万円であった。その他の売上高は同1・3%増の2500万円、営業利益は同10・0%増の1200万円であった。