WEB塗料報知|塗料・塗装、コーティング業界のプラットフォーム

6月業況アンケート、出荷数量・金額とも減

日本塗料工業会(若月雄一郎会長)は2024年6月の業況観測アンケート(日塗工会員33社集計、前年同月比)の結果を発表した。前年同月比指数計算値は販売数量が91・7%、販売金額は96・6%といずれも減少した。
 
需要分野別(金額)では、建築は同97・9%、電気・機械・金属は同97・5%、船舶・構造物は同94・7%、木工は同94・5%、自動車は同92・4%といずれも下回った。
 
全体の出荷数量は33社中、前年同月比プラスが5社、マイナスが23社、横ばいが5社。販売金額は33社中、同プラスが8社、マイナスが22社、横ばいが3社であった。出荷数量の推定値は12万tで前年同月比92・3%、同金額は611億円で前年同月より21億円減少した。
 
需要業種別で見ると、建築は21社中プラスが5社、マイナスが13社、横ばいが2社。自動車は14社中プラスが3社、マイナスが10社、横ばいが1社。船舶・構造物は9社中プラスが3社、マイナスが6社。電気・機械・金属は18社中プラスが6社、マイナスが10社、横ばいが2社。木工は8社中プラスが1社、マイナスが7社であった。
 
2024年7月見込み(前年同月比)は、販売数量は33社中プラス予想が7社、マイナスが20社、横ばいが6社。同金額はプラス予想が10社、マイナスが14社、横ばいが9社であった。なお、7月の出荷数量見込みは前年同月比98・1%、同金額は100・4%としている。