エマルジョン7月統計、生産・出荷とも増加
日本接着剤工業会(圡田耕作会長)は、2024年7月のエマルジョン製品の生産と出荷数量を発表した。
7月の全生産量は3万4715t(前年同月比1・5%増)で、出荷量は3万1341t(同0・9%増)と、ともに前年に比べ増加した。用途別出荷では、塗料用は同9・2%減の1万485tと減少が続いている。一方、接着用は同6・0%増の9752t、粘着用は同15・4%増の5253t、土木用は12・3%増の1685tと増加した。
モノマー別出荷をみると、アクリルは同1・9%増の1万1619t、酢ビ・ホモは同7・3%増の6809tと増加したが、アクリル・スチレンは同21・9%減の5481tとなった。その他は同34・7%増の3381t、EVAは同8・7%増の3170tであった。