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CEMAシンポ、塗料・塗装技術の講演

日本塗装機械工業会(CEMA、佐伯直泰会長)は、第24回技術シンポジウム「SDGsに対応する塗料塗装技術を考える Part2『CO2削減と人材減少社会への挑戦』」を10月18日午前10時からオンライン・ライブ配信で開催し、143人が受講した。ライブ配信に当たっては、都内のスタジオからスタッフ、一部の講演者が行い、オンラインで遠隔の講演も合わせて配信された。なお、本講座はライブ配信の翌日19日午後1時から2週間、アーカイブ配信が行われた。

スタジオからの配信風景


CEMAは21世紀ビジョンにおいて、塗装技術を通じて新しい価値の創造を、また、塗装技術を追求し、作業環境の改善と地球環境の保全に尽力すること等を掲げている。これまでビジョンに照らし合わせるように、最先端の情報をタイムリーなテーマで提供するため、技術シンポジウムを開催してきた。これからの未来への道標として、今年で24回目を数える。
 
冒頭あいさつで佐伯会長は「本日はオンラインの第24回シンポジウム開催にあたり多数のご参加を賜り、誠にありがとうございます。新型コロナウイルス感染症は5類に移行して1年が過ぎ、世の中もコロナ禍前の日常に戻りました。その中で、塗料・塗装業界は脱炭素への経営転換が求められ、また、人材不足も深刻化しています。そこで、現代社会で求められているWell-beingを実現するために『CO2削減と人材減少社会への挑戦』をテーマに最新情報をお届けできますように、今回も業界内外の専門家に講師をお願いして、魅力ある内容で開催でき嬉しく思っています」などと述べた。

講演内容は次の通り。
▽基調講演=「人手不足環境下における持続的塗装工場運営手法」小田倉久視(ヒバラコーポレ―ション)
▽一般講演 1.「塗料供給ポンプの電動化」須藤将伍(アネスト岩田)、2.「持続可能な未来を築くためのトヨタの取り組み」加藤大雄(トヨタ自動車)、3.「塗装機器並びに付帯機器による徹底した廃棄塗料の削減」石橋昇吉(CFTランズバーグ)、4.「塗装ブースのCO2削減に向けた革新技術」赤荻隆斗(大気社)、5.「カーボンニュートラル化に貢献する塗装機の紹介」寺田勝(ABB)