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【決算】イサム塗料、売上横ばいも減益に

イサム塗料(北村倍章社長)は11月6日、2025年3月期第2四半期(中間期)連結決算を発表した。売上高は前年同期比0・1%減の40億3900万円、営業利益は同28・4%減の2億9100万円、経常利益は同22・7%減の3億5600万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同21・5%減の2億4700万円であった。
 
同社グループでは、一定の販売数量を確保し自動車補修用市場でのシェアの拡大を図るため、顧客ニーズに沿った環境対応型塗料や高機能性塗料で販路拡大に注力するとともに、大型車両分野や工業用分野などの新規市場開拓や建築用塗料の受注拡大に向け、営業活動を展開した。また、原材料価格、エネルギーコスト、人件費等の上昇分を吸収すべく、販売数量が厳しい中、収益向上のための人材確保ならびに人材育成、業務効率化に注力しながら、収益確保に努めた。
 
セグメントの経営成績は、塗料事業は、売上高は同0・1%減の39億8800万円、営業利益は同29・5%減の2億7千万円であった。その他は、売上高は同0・0%減の5100万円、営業利益は同10・8%減の2100万円であった。