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日塗装、地整と共通テーマで記者会見

日本塗装工業会(加藤憲利会長)は、11月14日午前11時30分から東京都渋谷区鶯谷町の塗装会館で記者会見を開き、最近の活動報告や今後の取組みなどを踏まえ、意見交換を行った。
 

冒頭、加藤会長=写真=は記者会見を継続的に開くことについて「ホームページや機関誌などでも発信しているが、活発な活動を十分に発信しきれているとは言えない。幅広く発信して反応を受け、さらに活性化させていきたい。現に、記者の皆さんからいただいた意見は、普及委員会がNoteを活用するなど、SNSを通しての発信を始めている。紙面等を通して、会員・非会員、さらに建設関係に活動を発信したいと思っている」と述べた。
 
今回、以下の活動が紹介され、意見を交わした。
▽地整との意見交換会等=全国ブロック共通テーマとして①登録建設塗装基幹技能者の活用について②働き方改革に伴う技能者の適正賃金確保と適正工期の設定の徹底を設定。統一テーマで取り組むのは初めて。
▽女性会員および後継者との意見交換=10月23日に北陸・近畿ブロック、10月25日に四国・九州ブロックで実施。技能労働者としてはまだ少なく、役職者としても少ないのが現状。
▽インドネシア合同職種説明会=6月にスマラン市にて実施。アンケートでは海外でどのくらい働きたいかの問いに「限りなし」が48%を占め、保険保証・安心して住めること・人間関係に関心を持っていることが判明。また、10月にはマカッサル市に日本左官業組合連合会特定技能の教育訓練事業を視察した。
▽けんせつ女子ビューティー=9月13日の長岡開催には41人が参加し、パネルディスカッションやグループディスカッションを行った。2021年に四国からスタートし、8カ所目。今後は来年2月に東京・神奈川、3月に関東で実施予定。
▽いいいろ塗装の日デザイン画コンテスト=165人172点から5点が選ばれた。最優秀賞受賞は3Dの勉強の過程にて受賞。デザインはクリアファイルにもなり、営業活動に活かしていける、とした。
▽公式Note=キャラクター「ロールンちゃん」の日塗装紹介などさまざまな活動を発信している。各会員企業にHPリンクバナーを用意。今後、一般人の興味を引くよう特殊塗装を紹介していく予定。