中村塗装店、155周年迎える
中村塗装店は、創業155周年・設立79周年記念式典を2月28日午後4時から東京都千代田区九段南の九段会館で開いた。

あいさつする中村社長
冒頭、中村弘二社長は「2020年の創業150周年はコロナ禍の影響で祝賀行事を行うことができなかった。それから5年ぶりの記念の年を迎え、誠にうれしく思っている。弊社の売上げについては、完成工事高が2022年が103億円、2023年は129億円、2024年は131億円であった。この勢いを止めずに更なる発展に向け、業務事業本部と管理本部が一体となって頑張っていきたい」とあいさつ。同社155周年の歴史に触れた後、「長い歴史を振り返ると、必ずしも良い時ばかりではなかったが、お客様を大切にし、良い仕事をやり続けたことで155周年を迎えられたと思う。これを受け継ぎ、これからも信用信頼を得て、お客様から選んでもらえる会社を目指していきたい。各本部はそのための施策を打ち、行動を伴って頑張って欲しい」と述べた。
そして、155周年を契機として長年の構想であった社名変更に言及。今年9月1日から『株式会社NAKAMURA』に変え全社一丸となって相乗効果を発揮し、 160周年に向かっていくと抱負を語った。
続いて、永年勤続表彰28人、資格取得者顕彰9人を発表。受賞者を代表して神奈川営業所課長の今野馨二氏が謝辞を述べた。この後、各事業本部の本部長が登壇。建築事業本部は佐藤陽洋氏、マンション改修事業本部は長田拓人氏、エネルギープラント事業本部は五十嵐祐司氏、工場生産事業本部は遠藤伸昭氏、管理本部は佐藤せい子氏が、それぞれあいさつした。
礼節委員会委員長の田中弘大氏からは、礼節について「新しい未来の歴史を作っていく上で、礼節の活動においても全員の協力と構造の改革が必要となってくる。一人ひとりの礼節を踏まえた行動によって、お客様から信頼されて評価が上がり、協力会社や一緒に働く皆さんからの支援を得られる」と述べた。
この後、記念品(タンブラー)披露について、創業155周年記念事業記念品委員会委員長の齋藤壮平氏が説明。SDGsへの取組みの一環からプラスチックゴミや紙ゴミを出さないための配慮から選択したとのことであった。

新ユニフォームを展示
記念式典終了後、中村節雄会長の音頭で祝賀会に入った。席上、同社の新しいユニフォームを発表・披露した。