12/2、色研セミナー「景観色彩計画の実際」
優良な景観は適切な色彩計画に基づいてつくられる。日本色彩研究所はセミナー「景観色彩計画の実際‐基本的な考え方から具体的展開事例まで‐」を次の通り開催する。景観の色彩計画について、設計プランニングと誘導コントロールの側面から解説、基本的な事項は簡単な実習を通してわかりやすくレクチャーし、また同所が手掛けた隅田川の著名橋色彩計画等、最近の具体的な事例を紹介する。
<開催概要>
◆日時:12月2日(金)午前10時~午後4時35分
◆場所:産業人材研修センター(霞会館)
◆内容:
①「景観色彩ガイドラインの運用」(田嶋豊・ランドスケープデザイン景観デザイン室長)景観色彩計画における、色彩管理方法や運用法の規定のうち、色彩ガイドラインの運用の要点について解説。また、最近の景観色彩の傾向や問題点を話す。
②「景観色彩計画全体の流れ」(赤木重文・日本色彩研究所常務理事)景観色彩計画の進め方を解説する。
③「実態調査から設計案の評価まで」(名取和幸・日本色彩研究所理事、赤木重文・同常務理事、江森敏夫・同研究第一部)環境の実態把握から設計案の作成と評価までの一連の流れについて個々のステップの内容と、それぞれのステップで得られた結果をどのようにつなぎながら計画を進めていけばよいかを解説する。・測色調査から環境色の特徴を求める(実習)・環境色の特徴を生かしコンセプトを実現する色彩設計法・設計案の評価(実習)
④「最近の色彩設計の事例」(赤木重文・同上)隅田川著名橋色彩計画や近年の優良な色彩設計事例を紹介し、景観色彩計画の傾向について話す。
◆定員:20人(先着順)
◆受講料:一般32,400円(税込)、賛助会員・認定者(色彩指導者、色彩管理士)29,160円(税込)※本セミナーは色彩管理士認定コース参加者の必修講座
◆申込先=TEL:048-794-3817