日ぺ、米国のダン・エドワーズ社を買収
日本ペイントホールディングスは、米国で建築用塗料を製造・販売する Dunn-Edwards Corporation(以下DE社)を2017年3月をめどに完全子会社化すると発表した。
日本ペイントHDは、「Global Paint Major」を目指し、中国・アジア事業に次ぐ「第2、第3の柱」の構築を進めていた。米国市場においても現在は、自動車用塗料が中心であるが、建築用塗料分野でも本格的に事業を展開する。
今回、子会社化を決めた DE社は、1925年の創業以来、プロ向け建築用塗料の製造・販売を主力事業としている。北米の中でも市場成長率が高く、加えて今後も安定成長が期待できる米国南西部においてリーディングポジションを確立しているという。また、直営店を130店舗展開するリテール販売網を持つ。DE社が持つ米国市場での建築用塗料の製造・販売のプラットフォームを獲得することで、米国での更なる事業拡大を実現するとしている。
<Dunn-Edwards Corporation>
◆所在地:アメリカ合衆国カリフォルニア州
◆代表者の役職・氏名:Karl Altergott, President & CEO
◆事業内容:建築用塗料及び工業用塗料の製造・販売
◆設立年月日:1925年8月21日
◆大株主及び持株比率:DE Parent 社(100.0%)
◆売上:350百万USドル(2015年12月期)