新京成電鉄、一部車両を昭和54年当時の標準色へ
千葉県の松戸~京成津田沼間の新京成線を運行する新京成電鉄は、所有する8000形電車の一編成(8512編成)を昭和54年当時に「標準色」としたリバイバルカラーに塗装した。6月3日に「新京成サンクスフェスタinくぬぎ山」で初お披露目し、9日運行を開始している。
ボディーカラーはベージュに、車両中央には茶色帯を塗装したもの。昭和54年に登場したカラーリングであるが、その後昭和61年に導入し、8800形にも採用し、当社の「標準色」として定着していた。なお、8000形は同社初の電気ブレーキ、両開きドア、冷房装置を搭載した当時は画期的な車両だったという。
その後、平成18年12月より京成千葉線へ乗り入れを開始してから、エンジ色に細めのラインを四本に塗り替え、平成26年6月にコーポレートカラーをジェントルピンクにしてからは、ジェントルピンクを基調としたカラーリングへの変更を進めていた。
同社は、「この度、リバイバルカラーとして、8512編成を昭和から平成にかけての「標準色」に塗り替え、ご利用のお客さまに楽しんでいただくことを目的に実施するものです。現在、ジェントルピンクのカラーリングが主になっている中、忠実に再現した昔懐かしいリバイバルカラーにぜひご乗車ください」と話す。
プレスリリース:
http://www.shinkeisei.co.jp/official/wp-content/uploads/2017/06/20170601_release_8000.pdf
ジェントルピンクと