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水谷ペ、 “艶消しで汚れにくい”塗料に反響

ナノコンF(フッ素タイプ)の施工も増えてきた

ナノコンF(フッ素タイプ)の施工も増えてきた

 “艶消しで汚れにくい”塗料として反響が増えているのが水谷ペイントの建築外壁用塗料「ナノコンポジットシリーズ」である。昨今、景観法の整備の影響などにより、艶のない落ち着いた仕上がりが好まれており、従来の艶消塗料の欠点であった汚染性や耐久性をカバーした製品が同製品の特徴である。

シリーズでスタンダードな製品は、「ナノコンポジットW」。一般的な戸建て5万戸相当(2004年~2014年累計)の出荷実績を誇る。「落ち着いた仕上がり外観と「汚れにくい」、「色あせしにくい」、など6つの機能を持ち、ナノコンポジットシリーズの代表的な製品である。
 より高い耐候性を求めるのであれば、耐候性と低汚染性の両立を成功した「ナノコンポジットF」がある。こちらは、「長持ち」をより前に進め、フッ素樹脂を採用。紫外線に強いフッ素樹脂により、建物を長期にわたり保護する。

最後に、「ナノコンポジットW防藻+(プラス)」は、防藻性を強化した製品。塗膜表面に付着した菌の水分を吸収することで、成長を止める。さらに、降雨により洗い流すことで、高い防藻効果を発揮する。

担当者は、最近の施主の要望について「お客様は『汚れにくい』という部分を重要視する」と話し、同製品については「その要望に応じ、デザイン性においても人気の艶消し塗料なので製品競争力がある」と語る。
塗料相談室℡06・6391・3039