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こだま会、幼稚園で善意の塗装

129年迎えた幼稚園で塗装ボランティア

京都塗料商業協同組合こだま会(作屋篤史会長)は、8月20日午前9時~午後4時まで、京都市上京区丸太町通黒門東入藁屋町の京都市立待賢幼稚園で、善意の塗装ボランティアを行った。

同園は8月15日に129年を迎えた歴史ある幼稚園。京都所司代上屋敷跡に隣接している。こだま会OBの園児が通う幼稚園でもあり、2カ月前に芦田登志夫園長に相談したところ、「是非お願いしたい」とのことからスタートした。

前日までに芦田園長をはじめ教職員と園児のPTAが遊具に剥離剤と錆止め塗装を実施。当日はこだま会の会員が日曜日を返上して集合し、正門から遊具の雲梯、滑り台、ジャングルジム、鉄棒、平均台などを一斉に上塗り作業を行った。塗料は京都市教育員会の予算からで、ロックペイントの水性建物用を使用、副資材は大塚刷毛製造京都営業所が協賛した。

芦田園長は「園児にとって遊具は楽しみです。夏休み前の色からリニューアルした色の遊具に園児がびっくりする姿が眼に浮かびます。遊んですくすく育つことを願っています。少しでも長く大事に使ってもらいたいですね。

また、今回塗り替えを持ちかけてくれたことで、PTAと一体となって作業できる良い機会となりました」と話す。作屋会長は「前回は2年前に山科の施設で実施した。できるだけ毎年取り組みたい」とコメントした。