日ペ、配合外の新たな原色を判断 調色システム
日本ペイントは、自動車補修用コンピューター調色システム「naxイーキューブ カラボ」に、作業者の利便性をさらに向上させる業界初の新機能「オートカラーチャージ」を搭載した。
今回、新たに搭載したオートカラーチャージ機能は、コンピューター調色計算時に配合外の新たな原色をコンピューターが自動で判断し追加するというもの。従来は、既存の配合内の原色だけで調色していたのが、配合外の原色を追加することで、再現できる色相の範囲が格段に広がり、精度アップを実現するという。これにより、経験が浅い作業者でも、調色作業の精度が飛躍的に向上するとのことだ。
併せて、今回のバージョンアップでは、熟練者向けの原色削除/入替機能や、大型架装向け塗料「naxネオウレタンエコ」のメタリック調色にも対応する。
同社は今後も、経験の浅い人から熟練者、自動車補修から大型架装まで、より多くの人や、より広い分野での生産性の向上に貢献すべく、〝コンピューターカラーロボット〟「naxイーキューブ カラボ」のバージョンアップを継続的に行っていくことにしている。