三洋化成工業、 4年連続で健康経営優良法人に認定
三洋化成工業は3月 9日、経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人2022(ホワイト500) 」に認定された。 健康経営優良法人として 4年連続での認定となる。健康経営優良法人認定制度は、地域の健康課題に即した取組みや日本健康会議が進める健康増進の取組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度。
同社グループでは、 従業員全員が働きがいのある職場環境づくりを経営重点事項と位置づけ、働き方改革やダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの推進などさまざまな意識改革、制度改革への取組みを推進している。その一環として、従業員の健康に関する様々な取組みや活動が重要な経営課題の一つであるとし、「健康経営」を推進してきた。2020年度からは、社長を筆頭に経営幹部が参画する『健康推進会議』を設け、各事業所の労使代表者との情報・意識の共有化を図るとともに 、各事業所に『健康推進チーム』を立ち上げ、全従業員が参画した取組みとなるよう意識しながら、活動を進めている。また、体制を整えたことで、各種施策をスムーズに全社に展開することにも寄与しており、健康経営の取組みが浸透し、根付きつつある現状が今回の評価にも繋がったとしている。
同社グループ全体の主な取組みは以下の通り。
▽健康推進会議の発足▽健康経営戦略マップの作成と社外公開▽各事業所に健康推進チームを発足させワークショップを開催▽健康セミナーの開催(適正飲酒セミナー/禁煙セミナー/睡眠セミナー/肩こり腰痛対策セミナー/がんセミナー)▽健康アプリの導入と同アプリを使った『全社ランキングイベント(歩数等の個人・チーム戦)』実施▽各種コロナ対応策の実施(リモートワーク環境の整備強化、食堂やオフィスへの飛沫防止クリアパネルの設置等)▽喫煙者の卒煙に向けた支援(卒煙プログラム)▽病気治療などで所定時間働けない社員も利用できるようフレックスタイム制の対象者を拡大 ▽メンタルヘルス対策(ストレスチェックの実施と職場改善)など。