WEB塗料報知|塗料・塗装、コーティング業界のプラットフォーム

技能グランプリOSAKA、3課題で技競う

大阪府技能士会連合会主催による「第36回大阪府技能競技大会(技能グランプリOSAKA)」が9月28日大阪市大正区鶴町の大阪府港湾教育訓練センター実習棟で行われた。塗装(建築塗装)には大阪府塗装工業協同組合(小掠武志理事長)から5人の1級技能士が出場した。 参加選手は、堀雄二(三誠技研工業)、藤瀬敏明(大装)、川西望夢(オンテックス)、武井星治(ハーテック)、木村修也(三木塗装店)だった。

5人の選手が技能を競う


 
この大会は、技能士の技能向上と技能の重要性を府民にアピールするとともに、技能士の社会的地位の向上を目的として毎年開催されている。9時35分から競技が開催され、各選手は4時間の競技時間で3つの課題に対し技を競い合った。
 
課題詳細は次の通り。
課題1=「調色作業」は指定されたグリーンとベージュの2色のつや有り合成樹脂エマルションペイントを調色し、見本板に塗装する。
課題2=「つや有り合成樹脂エマルションペイント塗装作業」で、910㎜×1200㎜のラワン合板に指定された図面に仕上げる。作業環境は原則、イーゼル上で天地無用にて作業する。
課題3=「額縁仕上げ」で、額縁(枠材)は支給材(水性ステイン)を刷毛塗り1回、枠の塗装作業の順番は任意。塗装前に素地調整を行う。課題移動後の補修(部分塗装)は可とする。
 
なお、表彰式(優秀賞・優良賞)は11月29日に」大阪市中央公会堂開催する大阪府職業能力開発促進大会で行われる。