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シオンは、各種銘木を使った天板の反りを塗料の力で抑制し、水の輪染み、熱、傷等から天板を長期間守る国産●高機能木部塗料「木守り専科（きまもりせんか）天板仕上げ＋反り抑制」を開発し、７月に新発売した。

国産●高機能木部塗料「木守り専科（きまもりせんか）天板仕上げ＋反り抑制」

　
同製品は、亜麻仁油などの植物油をベースに植物性シリカを配合した環境に優しい製品で、銘木を使った天板の反りを抑制する。さらに、撥水性、耐油性、防汚性、耐熱性、耐傷性、抗菌効果等の優れた機能性を持つ。木材には調湿性があり、湿度が高いときに湿気を吸収し、乾燥時には吸湿した水分だけでなく本来蓄えていた水分まで放出する特性がある。これを繰り返すことで、木材内部の水分量が減少した箇所より変形し反りを起こす。木の反りを抑制するには、調湿性を防ぎ木材内部の水分量を安定させる必要があり、木材を造膜できる塗料で塗装することが必須である。
　
同製品は、米のもみ殻からつくられた植物性シリカ（もみ殻シリカ）を配合することで木材に浸透するだけでなく、造膜効果も付加。これにより木材に塗膜を形成し、木の反りを抑制することを可能とした。また、これまでの造膜塗料には、石油系溶剤や化学添加剤が配合されている。特にガラス塗料に配合されている鉱物から生成されるシリカ成分には、発がん性物質が含まれる。これらの塗料は、製造工程や施工において人体や環境への影響が出る危険性があったが、同製品は、厳選された自然素材のみで製造しており、刺激臭のするような化学添加剤は一切使用していない。このように、同製品は高い機能性と安全性を兼ね備えた高機能木部塗料である。
　
用途では、銘木を使った天板・家具等に適しており、艶／半艶／２分艶の３タイプ、５００ｍｌ／１Ｌ／４Ｌ／８Ｌ／16Ｌの５サイズを用意している。
　
℡０１９・６７７・７０６０