AGC、外部パートナーと協創プロジェクト
AGCは、これまで培ってきた独自の素材と技術の新たな可能性を引き出し、イノベーションを生み出すための協創プロジェクト「SILICA(シリカ)」を始動する。その第一弾として、同社の保有する「化学強化技術」「コーティング技術」「挟込み成形技術」を題材に、クリエイティブパートナーと協創し、技術の新たな魅せ方を検討している。
プロジェクト始動の背景に、近年社会の変化のスピードはますます速くなっており、更なる開発スピードの加速が求められている中で同社の保有する素材と技術の新たな可能性を引き出すことを目的とする。外部の技術・知恵・アイデアを積極的に取り入れることで、イノベーションを生み出す。
今回はその第一弾として以下3点を題材に、クリエイティブパートナーと共にこれらの技術の新たな可能性を探り、体現できるプロダクトを製作する。
・ スマートフォン、タブレットPC、自動車インテリア用などのカバーガラスを割れにくくする「化学強化技術」
・ ガラスや樹脂フィルムなど様々な材料に機能を付与する「コーティング技術」
・ ガラスに様々な素材を挟み込む「挟込み成形技術」
なお本プロジェクトの成果は、本年12月12日からAGC Studioで開催する企画展「AGC Collaboration Exhibition 2018」にて展示予定。AGCグループは、「2025年のありたい姿」の実現に向け、オープンイノベーションを推進していく。