【決算】アサヒペン、売上高は大きく伸長
アサヒペン(澤田耕吾社長)は5月10日、2023年3月期連結決算を発表した。売上高は前年同期比20・5%増の171億3千万円、営業利益は同12・5%減の7億9100万円、経常利益は同1・9%増の9億9500万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同34・9%減の6億5300万円であった。
セグメント別の業績では、塗料事業は夏季の天候不順等の影響により売上高は同4・1%減の79億3千万円、利益面では、急速な円安の進行や国際的な情勢不安の影響による原材料価格の高騰等の影響を受けて、セグメント利益は同37・9%減の3億8700万円となった。
DIY用品事業は、売上高は同3・3%減の55億8千万円、販促宣伝関連の費用の減少によりセグメント利益は同53・5増の2億7800万円となった。
ペット用品事業は、売上高は34億600万円、セグメント利益はザ・ペットの株式取得関連費用等の計上により当初は損失を見込んでいたが最終的に200万円の利益となった。
その他の事業は、売上高は同10・8%増の2億3100万円、セグメント利益は同22・6%増の1億2200万円となった。
2024年3月期の通期業績予想は、売上高は同5・1%増の180億円、営業利益は同20・0%増の9億5千万円、経常利益は同4・5%増の10億4千万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同0・6%減の6億5千万円を見込む。