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【決算】2022年度3月期 第1四半期 アトミクス

売上高が前年上回る、道路用が堅調に推移

アトミクス(神保敏和社長)は8月11日、2022年3月期第1四半期連結決算を発表した。新型コロナウイルス感染症拡大の影響等厳しい環境の中、同社グループはコスト削減、安定調達および代替原料の検討等を行い、顧客ニーズに沿った製品の開発および安定供給に努めてきた。

この結果、売上高は24億5900万円(前年同期24億200万円)、営業利益は3900万円(同1億1600万円)、経常利益は4900万円(同1億2500万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億400万円(同8000万円)となった(※「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しているため、2022年3月第1四半期の対前年同四半期増減率は記載していない)。

セグメント別で塗料販売事業は、道路用塗料において、公共工事が堅調に推移し路面標示用塗料の売上は伸長したが、昨年順調だったインフラ補修関連製品は減少。建築用・床用塗料環境対応型の水性塗料は伸長したものの、「巣ごもり需要」は落ち着いてきており、大きな需要とはならなかった。この結果、売上高は23億3200万円(同23億5500万円)となった。施工事業は大型工事完了に伴う売上計上および塗床工事については数件の新規顧客を獲得。この結果、売上高は1億2700万円(同4700万円)となった。