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【決算】アトミクス、増収増益を達成

アトミクス(宮里勝之社長)は2月13日、2025年3月期第3四半期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比2・9%増の90億400万円、営業利益は同12・6%増の2億4600万円、経常利益は同6・2%増の2億5400万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同2・9%減の1億5900万円となった。
 
セグメント別の経営成績で塗料販売事業は、道路用塗料では公共工事の発注が順調に推移したことにより路面標示用塗料が伸長し、また高速道路等での剥落防止対策として補修関連製品が伸長し、前年を上回った。建築用塗料では、戸建ての需要は低迷しているものの工場屋根で水性関連製品が伸長し、前年を上回った。床用塗料では、製造業関連の工場床で高耐久製品および水性関連製品が伸長し、前年を上回った。家庭用塗料では、新規ホームセンターへの企画提案活動を継続して行ったことにより販路が拡大し、前年を上回った。この結果、売上高は同2・8%増の83億4700万円となった。
 
施工事業は、床材工事の受注は前年と比べ減少したが、子会社アトムテクノスで受注した大型工事が順調に進行し、前年を上回った。この結果、売上高は同3・7%増の6億5600万円となった。