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ＢＡＳＦは10月１日、同社のコーティングス事業をグローバルで分社化することを発表した。同社は、グループ内各事業をより顧客志向に深化させ成長をより確かなものにしていくため、ビジネスの基本構造の変革を進めてきた。コーティングス事業においては、差別化経営の方針の下、独自のビジネスモデル、プロセス、ＩＴシステム、およびガバナンスを最適化。これにより総合化学会社の利点を維持しながら、顧客ニーズに即した柔軟な事業運営を実践していく。このような方針の下、新基幹業務システム導入によるメリットを最大化するため、このたびの分社化を決定した。
　
具体的には、同社は、新たに設立した完全子会社であるＢＡＳＦコーティングスジャパン合同会社（以下、ＢＣＪ社）に対し、吸収分割の方法により、コーティングス事業に関して有する権利義務を承継する。会社分割の効力発生日は２０２５年１月１日を予定。
　
今回の会社分割に伴い、同社のコーティング事業に関する顧客と同社との間の契約および当該契約に基づき発生した同社の権利義務はすべて、会社分割の効力発生日をもってＢＣＪ社に承継する予定である。
　
ＢＣＪ社の概要は次の通り。
▽会社名＝ＢＡＳＦコーティングスジャパン合同会社（英語名：BASF  COATINGS JAPAN LLC)／本店所在地＝神奈川県横浜市戸塚区下倉田町２９６／代表社員＝ＢＡＳＦ ジャパン株式会社／最高経営責任者＝前田孝