大日本塗料、久保孝ペイント 合弁事業解消へ協議開始
2022.10.07
大日本塗料は、関西ペイントの連結子会社である久保孝ペイントとの間で2015年1月に粉体塗料製造の合弁事業として設立したジャパンパウダー塗料製造について、当該合弁事業の解消に向けて今後具体的な協議を開始することを相互に合意したと発表した。
合弁事業解消の理由として、ジャパンパウダー塗料は、2015年1月に大日本塗料51%、久保孝ペイント49%出資の合弁会社として設立以降、粉体塗料の共同生産を行うことで、市場における競争力の強化を目指し事業を展開してきた。しかし、今後の市場動向や事業環境等を慎重に検討した結果、当該合弁を解消することが今後の事業展開において双方にとって望ましい形であるとの結論に至ったためである。
今後の見通しについては、双方で具体的な協議を進め、2023年4月1日付で合弁事業を解消し、合弁解消後は双方それぞれで粉体塗料事業を継続する予定。
大日本塗料では、本件により2023年3月期の同社連結業績に与える影響は軽微であると見込んでおり、また、本件において開示すべき事項が発生した際には速やかに告知するとしている。