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【決算】イサム塗料、売上微増も利益減少

イサム塗料(北村倍章社長)は8月5日、2025年3月期第1四半期連結決算を発表した。売上高は前年同期比1・0%増の20億800万円、営業利益は同23・7%減の1億7500万円、経常利益は同18・5%減の2億1500万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同17・5%減の1億4600万円であった。
 
同社グループでは、一定の販売数量を確保し自動車補修用市場でのシェアの拡大を図るため、顧客ニーズに沿った環境対応型塗料や高機能性塗料で販路拡大に注力するとともに、大型車両分野や工業用分野などの新規市場開拓や建築用塗料の受注拡大に向け、営業活動を展開した。また、原材料価格、エネルギーコスト、人件費等の上昇分を吸収すべく、販売数量が厳しい中、あらゆるコスト削減・業務効率化に注力しながら収益確保に努めた。
 
セグメントの業績は、塗料事業は、売上高は同1・0%増の19億8200万円、営業利益は同24・7%減の1億6400万円であった。その他は、売上高は同0・1%減の2500万円、営業利益は同6・1%減の1200万円であった。