【決算】2022年度3月期 第1四半期 菊水化学工業
売上高で2桁伸長、利益も確保
菊水化学工業(今井田広幸社長)は8月6日、2022年3月期第1四半期連結決算を発表した。同社グループの第1四半期累計の連結売上高は、前年同期比30・5%増の50億9600万円、営業利益は4700万円(前年同期は1億6100万円の損失)、経常利益は7900万円(同1億3700万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2800万円(同1億5800万円の損失)であった。
同社は、新型コロナウイルス感染拡大による先行き不透明な状況が続いている中、石綿含有建材や有害物質含有塗膜など、環境への配慮や社会的な課題解決に向け取り組んだ。また、工事においても戸建住宅の塗替えだけでなく、非住宅の防耐火、石綿含有建築用仕上塗材や有害物質含有塗膜の除去などの特殊工事の依頼などにより、増収増益につながった。