日本ペイント、カラーアワード受賞者決定
日本ペイントは、同社グループが初めて開催するカラーデザインコンテスト「Creative Colour Awards(クリエイティブ カラー アワード)2023」について、建築家の丹下憲孝氏を審査員長に審査の結果、受賞者を決定した。
同コンテストは、世界中の空間デザイナーの作品における卓越した色彩表現を表彰するもの。色彩をデザインの中核に捉え、デザインされた空間を世界中からキュレーションしながら、塗料やコーティングにおける色彩の重要性を高めることを目指し、毎年開催する。今年は日本、インド、インドネシア、シンガポール、スリランカ、タイ、トルコ、バングラデシュ、パキスタン、ベトナム、マレーシア、中国、香港、台湾の14の国と地域から175点の応募があった。
商業・住宅を問わず、建築デザイン部門とインテリアデザイン部門の完成プロジェクトが応募対象。また、パブリック・スペース部門では、デザイナーのコミュニティ・プレイスメイキングへの取組みが評価される。各部門の受賞者には、賞金2500米ドルが贈られるとともに、同社グループの持つ世界的なデザイナーや関係者のネットワークに招待される。
同社は、今後もグローバルでのグループ連携を強化。色彩が持つ豊かな表現を用いて才能を発揮するデザイナーや色彩に携わる人に対するクリエイティブコミュニティの構築を通して、塗料の魅力を世の中に発信するとともに、社会や暮らしの空間づくりに貢献していく。
受賞者は次の通り。
【建築】
企業・商業施設外観:「チプトラ・カシ・スマラン校(インドネシア)」ユリ・カルソン・サガラ氏(KsAD Architects)
住宅外観:「ダイアンアパート(ベトナム)」チャン・バン・フイン氏(H.2 Workshop)
【インテリアデザイン】
企業・商業施設インテリア:「LikaVueセールスギャラリー(マレーシア)」チャン・リク・サン氏(Chan & Shahriman Arkitek)
住宅インテリア:「アンカーベイル通り330A(シンガポール)」エレイン・タン氏(Weiken.com)
【公共空間】
「認知症フレンドリー道案内プロジェクト(シンガポール)」スタンレー・タン氏(IMMORTAL)