日ペHD、投資対象銘柄に選定
2017.08.07
日本ペイントホールディングスはこのほど、損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント(SNAM)が運用する「SNAMサステナブル運用」の投資対象銘柄(インデックス構成銘柄)に選定された。
SNAMが2012年8月から運用を開始したサステナブル運用は、ESG(環境、社会、ガバナンス)の評価が高い企業に幅広く投資する、年金基金・期間投資家向けの責任投資プロダクトである。これは、ファンドマネージャーの判断が投資銘柄の選定を左右する一般的なアクティブ運用とは異なり、調査会社によるESG評価を重視して投資銘柄を選定したうえで、独自のアクティブ・インデックス「SNAMサステナビリティ・インデックス」に基づいて保有ウェイトを決定するバイ・アンド・ホールド型の運用手法である。財務諸表に表れない経営のクオリティーや隠れたリスクを顕在化し、長期的な観点から企業価値を評価することを通じて、長期投資家の資産形成に寄与することを目的としている。
同インデックスの構成銘柄は、SOMPOリスケアマネジメントが実施する「ぶなの森 環境アンケートⅰ」およびインテグレックスが実施する「インテグレックス調査ⅱ」の両結果に基づき、毎年見直しが行われる。これらの調査により、日本ペイントホールディングスの各種取り組みが評価され、インデックス構成銘柄に選定されたものである。
日本ペイントホールディングスグループは、環境や社会、そして人に優しい製品の開発を進めるとともに、ESGに関する活動を一層強化し、ステークホルダー(顧客、取引先、地域社会、株主・投資家、従業員)との相互コミュニケーションに努め、持続可能な社会の実現と発展に貢献していくという。