【決算】2022年度3月期 第1四半期 日本特殊塗料
売上・利益ともに増加、自動車回復牽引
日本特殊塗料(遠田比呂志社長)は8月10日、2022年3月期第1四半期連結決算を発表した。売上高は前年同期比51・6%増の125億100万円となった。営業利益は1億2千万円(前年同期は営業損失10億6400万円)、経常利益は5億5500万円(同8億6200万円)、親会社に帰属する四半期純利益は2億5700万円(同5億8900万円)となった。
セグメント別業績で、塗料関連事業は、国内需要回復傾向にあることから、主力の防水材を中心に順調に推移し、工事関連でも集合住宅大規模改修工事も大きく増加。結果、売上高は同33・3%増の39億9800万円円、セグメント損失6百万円(前年同期はセグメント損失2800万円)となった。
自動車製品関連事業は、半導体不足による自動車生産台数減少の懸念はあるものの、受注・生産は回復し、狩猟苦製品の吸・遮音材が大幅に増加するなど順調に伸長した。結果、売上高は同62・1%増の84億9900万円、セグメント利益1億2400万円(前年同期はセグメント損失10億3800万円)となった。