【決算】エスケー化研、売上・利益とも増加
エスケー化研(藤井実広社長)は8月9日、2024年3月期第1四半期の連結決算を発表した。
売上高は、前年同期比9・7%増の245億6千万円、営業利益は同22・3%増の29億7100万円、経常利益は同6・7%増の55億3100万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同9・1%増の38億5千万円となった。
セグメント別の経営成績は、建築仕上塗材事業では、特にリニューアル市場において超耐久性塗料や超低汚染機能で差別化した省エネタイプの遮熱塗料等の販売を行い、売上高は同4・5%増の213億5600万円と9億2900万円の増収となった。セグメント利益は、同11・0%増の30億9400万円で3億600万円の増益となった。耐火断熱材事業では、都市部の再開発事業における受注は続いており、売上高は、同90・3%増の26億9100万円で12億7700万円の増収、セグメント利益は、同141・7%増の4億7600万円で2億7900万円の増益となった。
その他の事業では、売上高は、同6・3%減の5億1200万円で3400万円の減収、セグメント利益は同54・2%増の3600万円で1200万円の増益となった。