【決算】2022年度3月期 第1四半期 エスケー化研
2ケタの利益増を達成 改修消費需要、回復傾向
エスケー化研(藤井実広社長)は8月10日、2022年3月期第一四半期連結決算を発表した。売上高は209億1300万円、営業利益が前年同期比20・9%増の24億300万円、経常利益は同20・3%増の24億2100万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同18・3%増の16億4900万円であった。なお、収益会計基準等の適用により、売上高の増減率を公表していない(セグメント業績も同)。この会計基準の適用により、売上高は10億6900万円減少している。
セグメント別の業績で、建築仕上塗材事業では、新規需要は減少したがリニューアル市場において、コロナ禍からの消費マインドの回復が見られ、売上高は190億9400万円(前年同期173億700万円)、セグメント利益は同35・3%増の28億300万円であった。耐火断熱材事業では、首都圏、都市部の受注は継続的にあるものの売上高は14億600万円(前年同期19億9900万円)、セグメント利益は同34・0%減の1億2800万円であった。その他事業では、売上高は4億1200万円(前年同期4億300万円)、セグメント利益は同38・2%減の3700万円であった。