【決算】エスケー化研、売上・利益とも増加
エスケー化研(藤井実広社長)は8月9日、2025年3月期第1四半期の連結決算を発表した。 売上高は、前年同期比6・9%増の262億4900万円、営業利益は同10・9%増の32億9400万円、経常利益は同6・6%増の58億9800万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同7・3%増の41億3千万円となった。
セグメント別の経営成績は、建築仕上塗材事業では、特にリニューアル市場において超耐久性塗料や超低汚染機能で差別化した省エネタイプの遮熱塗料等の販売を行い、売上高は、同8・4%増の231億5200万円と前期比17億9600万円の増収となった。利益は、同15・7%増の35億7900万円で4億8400万円の増益となった。
耐火断熱材事業では、都市部の再開発事業における受注は続いているものの、売上高は、同3・1%減の26億800万円で8200万円の減収。利益は、同23・1%減の3億6600万円で1億900万円の減益となった。
その他の事業では、売上高は、同4・7%減の4億8800万円で2400万円の減収。利益は、同19・4%減の2900万円で700万円の減益となった。