2/6、腐食防食学会 第200回シンポジウム
腐食防食学会(藤本慎司会長)は、第200回腐食防食シンポジウム「防食塗装の国際標準の重要性とその適用の現状」の開催にあたり、現在参加者を募集している。主査は、同学会研究専門委員会・塗覆層の損傷劣化とその解析に関する分科会の村瀬正次氏(JFEテクノリサーチ)。副主査は田邉弘往氏(東京理科大学/日本塗料工業会)。
今回の腐食防食シンポジウムでは、防食塗装分野の国際標準であるISO12944(塗装による鋼構造物の腐食防食に関する規格)シリーズ規格を紹介するとともに、国際標準の現状と重要性について考える。同シリーズ規格は海洋・陸上鋼構造物の塗装現場でも広範囲で活用されているが、今や欧米やアジアでの市場では大きな影響力を持つに至っている。現在塗料・塗装分野の国際規格は大幅な改定が進められており、本シンポジウムではこれまでの現状と最近活発に討議されている今後の動向についても取り上げる。
▽日時=2月6日(木)午後1時~6時
▽場所=東京理科大学森戸記念館(東京都新宿区神楽坂4~2~2)
▽参加費(税込)=正会員・特別(法人)会員・協賛団体会員は1万1千円、学生会員は6600円、会員外は2万2千円
▽申込先=同学会(℡03・3815・1161、Eメール:ysm.hng-113-0033@jcorr.or.jp)
▽プログラム=①「研究専門委員会分科会主査あいさつ」村瀬正次(JFEテクノリサーチ)、②「腐食防食分野における世界標準と戦略的重要性」伊藤叡、③「陸上・海洋鋼構造物の塗装の実際と国際標準」砂場敏行(INPEX)、④「ISO12944を中心とする周辺国際規格について」矢尾板聡(日本ペイント)、⑤「世界標準の動向と重要性」江藤学(一橋大学)、⑥「腐食塗料分野の国際規格と我が国のかかわり」田邉弘往(東京理科大学/日本塗料工業会)、⑦討論会