エボニック、2017年通期グループ売上13%増
エボニックインダストリーズ(本社:ドイツ、エッセン)は3月7日、2017年度の業績を発表。売上高は13%上昇し、144億ユーロ(約1兆8,864億円)、調整後EBITDA (支払利息・税金・減価償却費控除前利益)は23億6,000万ユーロ(約3,092億円)であった。
エボニックインダストリーズ取締役会長クリスチャン・クルマン(Christian Kullmann)は、「2017年は成功裏に戦略を実行することができたエボニックにとって良い年となった2018年も継続して、この戦略を推し進めます」と話す。
なお、エボニックは、2018年も売上および営業収益の増収を目指し、24億から26億ユーロの調整後EBITDAを見込む。特殊添加剤、アニマルニュートリション、スマートマテリアルズ、ヘルスケアなどの成長分野に焦点を当てた戦略により、需要は引き続き高まり、大幅に収益が上昇すると予測している。
(1ユーロ=131円計算)