今日から開幕,[関西] 塗料・塗装設備展
課題解決を探しに行こう
RX Japan主催、日本塗料工業会共催の「第6回[関西] 塗料・塗装設備展(コーティング ジャパン)」が、本日5月17日より3日間の日程で大阪市住之江区南港北のインテックス大阪で開幕した。
工業、建築分野を分けず塗料・塗装・コーティングに関する製品を出展対象としている。そのため、塗料・コーティング材、塗料原材料、塗装機器/ロボット・塗装機器、検査機・測定器などが一堂に集結。来場者は、リアルの良さを「見て」「触って」「感じる」ことができ、ブース出展社との双方向の情報交換が可能となる。対面による展示会で、課題解決のヒントやアイデア創出に足を運ぶのはいかがだろうか。
本展はセミナーも充実しており主催者セミナーのほか、塗料・塗装関連業界団体主催による「塗装セミナー」を会期中に実施する。塗料・塗装の各テーマを団体・企業の活動を踏まえたセミナーとなり、昨年12月の東京展においても好評だった。今抱える課題テーマを見つけ、リアルのセミナーに参加するのも良さそうだ。
主催者セミナーの塗料・塗装関連のセミナープログラムについては、4面下段に記載。「塗装セミナー」講演プログラムは次の通り。
▽5月17日
11時~日本塗料工業会の取組「日本の塗料工業2023」発刊にあたって(日本塗料工業会・清水慶司) /11時45分~現代社会における溶剤系塗料がもたらす価値について(斎藤塗料・池田宏文)/12時45分~カビの生えない塗料と新しい水性2液型樹脂(水谷ペイント・水谷勉)/13時30分~久保孝ペイントの環境負荷低減に貢献する製品のご紹介(久保孝ペイント・稲垣友香、田中悠樹)/14時30分~簡単にできる水性防水材のご紹介(アトミクス・根津勇三)/15時15分~塗料業界におけるNAGASEの脱炭素の取組み(長瀬産業・成田昇)
▽5月18日
11時~脱炭素社会に対応した高圧熱風乾燥炉(シーティータカハタ・高畑和幸)/12時~工場のエア漏れ検査から始める省エネ活動(協和機工・三家本輝男)/13時~工業塗装におけるVOC発生源を考える(東和酵素・内山貴識)/14時~廃粉体塗料の再利用(大瀧商店・大瀧吉宏)/14時45分~塗装ブース水のリサイクル使用装置(IPCO関西分科会・広瀬正夫)/15時30分~電着塗装と水素回収(IPCO関西分科会・古野伸夫)
▽5月19日
11時~エレクトロスプレー技術とシステムにより目指すカーボンニュートラル(アネスト岩田・井本龍希)/12時~未来へ向けた〝新型粉体塗装システム〟の開発(旭サナック・富山誠樹)/13時~「インジウム・ミラー塗装システム」のご紹介 塗装による鏡面塗膜の実現(タクボエンジニアリング・布施昌純) /14時~仮「ランズバーグの近接塗装・高塗着効率への挑戦(CFTランズバーグ・城戸雅光)/15時~塗装工程ロボット化に対するファナックの取り組み(ファナック・管野一郎)
なお、ここに挙げた「塗装セミナー」プログラムについては、聴講料:無料 、参加申し込みも不要である。