SHE(安全・健康・環境)特集を発行しました
2016.12.07
今年6月の労働安全衛生法の改正により、ラベル表示が課される化学物質が従来の116物質から640物質に増え、リスクアセスメントの実施も義務化。対象物質は今後も毎年30程度ずつ追加の見込みで、サステイナブルな対応が必須になっている。働く作業現場はもちろん、また地震などの災害や国際異変に対応するBCP(事業継続計画)の策定は企業存続活動として必須。環境保護や法令遵守、ボランティアなどのCSR(企業の社会的責任)の活動もSHE活動として欠かせない。
さらに、室内環境はシックハウス症候群を引き起こすVOCやウイルス、菌類、カビなどにさらされており、これらを光触媒機能などにより吸着、分解、抑制する室内環境対応型塗料の投入およびその進化も期待される。新たに建物解体現場からの放出が問題化してきたアスベストや、道路橋の旧塗膜からの鉛やPCBなどの有害物質に対しても万全な抑制手法、機器・資材の提供が急がれる。
企業にとって、安全、健康、環境への取り組みが、その行方を左右する時代になってきた。
特集記事全文は
『塗料報知』2016年12月7日号(4160号)掲載
続きは、『塗料報知』または『日経テレコン』をご覧ください。