1/7、隅田川景観を取り上げた新年号を発行しました
東京五輪の開催まで2年余となり、関連需要の動きが活発化してきた観がある。2018年も塗料関連では建物の改修やインフラのメンテナンス、高機能塗材などの採用が期待される。
一方で、業界における課題は山積している状況である。シックハウス、酸化チタンに対する新たな環境規制の動き、塗料メーカーの海外での生産増加と国内の伸び悩み、内装需要の掘り起こし、企業の事業承継や後継者育成、販売店の多角経営化、塗装技能者の不足や処遇に対する施策、IоТ化への道筋、そして東京五輪閉幕後の需要確保など、いくつもの懸案事項が挙げられるさらに需要先企業の動向なども業界の今後を見通すうえで把握しておく必要がある。
このように課題が多い半面、今年は日本塗料商業組合青年部が発足し、新たな事業の構築や若手経営者・後継者の積極的な情報交流など、業界の未来を占ううえで明るく希望の持てる状況も生まれてきた。
そこで本特集号では、業界並びに需要業界の展望、喫緊の課題である人手不足への対応、地方での業界盛り上げ活動、業界キーマンへのインタビューなど、幅広く取材を行い、併せて本紙からの提言を盛り込み、新年にふさわしい紙面を読者に届ける。
主な見出し(全20頁)
4面:東京五輪までに 塗装色生かす~隅田川12橋をライトアップ~
「炎のオブジェ」塗り替え完了~低汚染機能と蘇ったゴールド~
5面:ユーザー業界の動向を見る〈建設、インフラ、自動車、電機、船舶〉
6面:業界 話題のニュースを探る〈酸化チタンシックハウス、遮熱塗料、IoT〉
:塗論 ”ALL JAPAN の力”結集を
7面:人手不足への対応策
〈外国人技能実習制度変わる、日本建築仕上学会・女性ネットワークの会、竹延の人材戦略〉
8面:業界ボランティア 地域レポート〈日本塗装工業会、大阪昭和会、茨城県塗装工業組合青年部〉
9面:「塗装ブランドの魅力発信」~今必要なこと?~
〈建築:デザインペイントの可能性 工業:工業塗装トークセッション〉
11面~:団体長 新年あいさつ
15面~ :リフォームニーズに合わせた製品投入 エスケー化研
2018年に向けた各社の注目商品
〈日本特殊塗料、大同塗料、神東塗料、水谷ペイント、スズカファイン、インターナショナルペイント、
ロックペイント、大日技研工業、大塚刷毛製造、好川産業〉