『塗布と塗膜』最新5月号発行しました!
業界関連総合専門誌『塗布と塗膜』5月号が5月20日に発刊されました。今回の特集は「塗料・塗装の環境対応/特別企画 塗料市場の分野別分析と注目の企業」です。
特集では「塗装業界から革新的環境対策の提案を」と題して、日本塗装機械工業会の平野 克己氏が、グローバル化が進む中で日本の法規制に対応するだけでは世界の工業塗装の進展から取り残される状況にあるとして、世界の環境問題の潮流を先取りする方策を、豊富な図表をもとに提言します。
また、イサム塗料の新製品である工業用から建築資材まで幅広く使用可能な水性塗料「アクアシャインGA」を紹介。環境対応・作業性のみならず、光沢・促進耐候性・耐久性ならびにプライマーの防錆性の優秀さは、さまざまな用途での水性塗料の導入可能性を考えるうえで大いに参考となります。
それから、高機能塗料を生み出す原料についても、自動車用パワーエレクトロニクス材料として注目されているビスマレイド樹脂を紹介。大阪産業技術研究所が2018年3月のグリーンナノフォーラムで発表した新開発のものは強靭かつ高耐熱性にすぐれており、塗料の高機能化への可能性が膨らみます。
さらに、田辺塗工所の泡と微生物を利用した高分解塗装ブース「バブルスクリーンブース」は、ユニークな機構とVOC排出量削減への威力が注目されています。サポイン事業が完了した時点での成果と今後の課題についてレポートします。
一方、内覧会・講演会関連では、2018年2月の旭サナック「東部地区新製品内覧会」の模様を紹介。塗装ラインの省人化・省エネに貢献する新型塗装機、機器設備が次々登場します。あわせて、日本塗装技術協会の第33回「塗料・塗装研究発表会」や第1回「IPCOカンファレンス」の取材記事も掲載しています。
そして最後は、特別企画として「塗料市場の分野別分析と注目の企業/製品・サービス」を収録。拡大する海外生産と期待される五輪需要を筆頭に、建築、工業各分野の市場分析、関係省庁発表・公布情報、そして原料/塗料/コーティング材/塗装機器・設備/関連材料まで各社注目製品を一挙収録。業界分析と経営戦略立案にぜひお役立てください。
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