jafca、2016・17年の象徴色を選定
2016.11.17
日本流行色協会は、11月16日(“いい色”の日)に「2016年と2017年を象徴する色」を発表した。これによれば、2016年の市場では、ファッションや商業施設のインテリアなどで、ブラウン系の色あいがとても多くみられた年であったとし、これらブラウンの代表色を「アースリング(地球人)ブラウン」と名付け、2016年の色に選定した。
2017年の象徴する色として選定したのが、「リーディングレッド」。同協会では、2016年は、「本当に重要なことは何かということに気付いた人たちによる行動が目立ち始めた年」と振り返り、今後このような動きはさらに増えて、新しい時代の扉が開かれて行くであろうと考察。2017年の色として選定したリーディングレッドは、前年のブラウンに比べて、大胆ですっきりとした色。その名のとおり未来を開く力を秘めた色であると説明している。
なお、これらの色は、単に流行した色、あるいは流行する色という意味ではなく、その時代のムードを象徴するさまざまなキーワードを包含したその年の「テーマカラー」としている。「今年の色、来年の色」は昨年初めて選定・発表し、本年で2回目となる。
選定理由については、同協会HPで。
http://www.jafca.org/colorcolumn/2016116_2.html