ものづくり補助金が公募中
経済産業省の平成30年度補正予算に基づくものづくり補助金(「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」)は2月18日から公募中となっている。
ものづくり補助金の目的は、足腰の強い経済を構築するため、生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための中小企業、小規模事業者等の設備投資等の一部を支援するというもの。
対象要件は、認定支援機関の全面バックアップを得た事業を行う中小企業・小規模事業者等であり、以下の要件のいずれかに取り組むものとなる。
▽「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」で示された方法で行う革新的なサービスの創出・サービス提供プロセスの改善であり、3~5年で、「付加価値額」年率3%および「経常利益」年率1%の向上を達成できる計画であること。
▽「中小ものづくり高度化法」に基づく特定ものづくり基盤技術を活用した革新的な試作品開発・生産プロセスの改善であり、3~5年で、「付加価値額」年率3%および「経常利益」年率1%の向上を達成できる計画であること。
補助金の詳細については次の通り。
▽一般型=中小企業・小規模事業者等が行う革新的なサービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善に必要な設備投資費等を支援(補助額:100万円~1千万円、補助率1/2から2/3以内:企業規模等による)。
▽小規模型:小規模な額で中小企業・小規模事業者等が行う革新的なサービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を支援(補助額:100~500万円、補助率1/2から2/3以内:企業規模等による)。
すでに第一次締切は2月23日に終了しており、第二次締切は5月8日(消印有効)となっている。詳細は、全国中小企業団体中央会Webサイト(https://www.chuokai.or.jp/)を参照にされたい。