日塗装、いいいろ塗装の日コンテスト表彰式
日本塗装工業会(加藤憲利会長)は11月2日午後3時から愛知県名古屋市中村区名駅のウインクあいちで第26回「いいいろ塗装の日」デザイン画コンテスト表彰式を開いた。表彰式では、最優秀賞に選ばれた愛知県在住の学生の柴田七星氏に表彰状と副賞が贈られた。
今回のコンテストには全国32都道府県から165人が参加し、172点の作品が集まった。応募参加者はプロ・アマ問わず、小・中学生から60歳以上まで幅広い層の作品が揃った。中でも、デジタルアート系の学校経由での応募が目立ち、若い層のチャレンジの場としても「いいいろ塗装の日」の認知が広がっているようだ。
今回最優秀賞に輝いた柴田氏の作品は、かわいい動物のキャラクターたちが物やその周りの広場、遊具にまで色を塗り広げていくという内容。3DCGを学び始めてから僅か1カ月ほどでの快挙となった。柴田氏は「コンテストへの応募は2度目。前回は2Dの作品でしたが、その後1年ほど制作が思うようにいかず 、思い切って3Dに切り替えてからすぐの応募でした 。賞をとれるとは思っていなかったので、とても嬉しいです」と話す。
主催者側は、最優秀作品について「かわいいキャラクターたちが塗装をするという、絵本から抜け出たような、柔らかくポップな配色が親しみやすい印象を与えてくれた。家だけではなく、その周りへも色を塗り広げていく姿が建設塗装の認識を分かりやすく見せているという点が審査員に高く評価された」と評している。
受賞者は次の通り。
▽最優秀賞:柴田七星(学生・愛知県)
▽優秀賞:NaniniNuko(イラストレーター・神奈川県)/ひととき(イラストレーター・神奈川県)/藤原実紅(学生・宮城県)/ミュウ(無職・兵庫県)