いいいろ塗装の日 ポスター画決まる
日本塗装工業会(乃一稔会長)は11月16日の「いいいろ塗装の日」をテーマとした第19回ポスターデザイン画コンテストを実施し、最優秀賞に大阪府大阪市のグラフィックデザイナーの中義彦氏の作品が決まった。
最優秀作品は写真画像をベースに加工する手法を用いたもの。「新鮮さを感じさせる。淡い色使いですっきりしたデザインにすることで色を塗っている子供たちの生き生きとした笑顔が引き立っている。シンプルだが一目見ただけで印象に残る」と作品評で評された。
中氏は「建設塗装の未来って何だろう?という発想から生まれた。未来を担う子供たちが〈塗装の日〉を楽しくペイントしている姿がアイデアとして浮かんだ。元の写真を違和感なく加工するのにとても苦労した」と受賞コメントを述べた。最優秀作品は日塗装のポスター等のデザインとして使用される。
一般の部には6歳から87歳までの124人から129作品が寄せられた。最優秀賞のほかに4作品が優秀賞を得た。今回初募集の小学生の部は応募数が少なく5人の応募者全員を入賞扱いとした。
一般の部入賞者=▽最優秀賞=中義彦、▽優秀賞=上田紀行(大阪府東大阪市)、佐藤里保(札幌市)、杉本友里(静岡県藤枝市)、川村亮二(岩手県紫羽郡)