日ペ、赤外線を反射する技術で環境技術賞
日本ペイントホールディングスR&D本部に所属のメンバーが、近畿化学協会の「第17回 環境技術賞」を受賞。表彰式が5月26日に大阪化学技術センターで行われた。
今回、受賞の対象となった技術は、暑さの原因となる赤外線を反射する塗膜設計技術。可視光は透過しながら赤外線を反射する顔料を独自に開発し、この顔料を塗膜中にきれいに並べることに成功したというものである。
この環境技術賞は、化学に関する研究・技術で地球環境との共存ならびにその維持・改善を積極的に意識し、方向付けがなされた新技術・改良技術で工業的社会的価値が明らかとなったものについて、顕著な業績と認められたものに授与されている。