山本通産、一歩先の色を分析し提案
2023.12.07
山本通産が取り扱う原材料関連は、顔料や樹脂など幅広い。同社が扱っている顔料を使用した自動車は、国産車の有彩色のうち半分以上を占めているという。自動車の色は流行に敏感であるため、同社では自動車のトレンドカラーを先取りしながら、各社に顔料を提案している。色の提案では、幅広い情報源とネットワークから、一歩先のトレンドとニーズを分析。色と光の専門商社として、確かな情報力と多彩な表現力を生かし、色、素材、加工に新たな価値の提案を行っている。
生活に密着度が高い樹脂については、環境保護の観点からいち早く安全性の確認に取り組んだ。SDGsやスイス条例などの環境面を重視し、VOCの発生を抑制した熱硬化型樹脂や、VOCが発生しないUV硬化型樹脂などを取り扱っている。取り扱っているシリコン樹脂、ウレタン樹脂を採用した建材塗料は耐候性が向上。作業効率の向上や塗替え時に発生する有害物質の削減につながっている。
℡06・6252・2131