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アクサルタ、マットクリヤーシステムを2ブランドから発売

アクサルタコーティングシステムズは、クロマックスとスタンドックスとの2ブランドから、マットクリヤーシステムを4月から発売する。
 
クロマックスブランドからは「CC6020 クロマ マットシステムクリヤー」と「CC6010 クロマセミマットシステムクリヤー」、スタンドックスブランドでは、「スタンドクリル2KシステムクリヤースーパーマットK9150」と「スタンドクリル2KシステムクリヤーサテングロスK9140」。いずれも新顔料技術を採用したことで、微粒の顔料サイズを実現。これにより、補修時に車体の光沢レベルのマッチングがスムーズに行えるようになった。つや消し調整が可能であり、マット(5GU)からセミマット(65GU)までの6段階のレベルに対応、幅広い車体の光沢レベルと適合できる。
 
また、カラーマッチングでは、測色機「アクワイヤークアンタムEFX」でマットカラーを検索できるため、調色工程を短縮する。なお、既存製品と比較して乾燥までの時間を最大35%短縮でき、エネルギーコストの削減にも貢献する。
 
欧州車をはじめとして登場してきているマット仕上。しかし、これまで調色には、時間がかかり手直しが必要になる作業と、考えられてきた。今回発売されたマットクリヤーは、塗布後の透明度を向上させたことで、艶ムラのない仕上がりとなり、各新車のマット・サテングロス仕上げの外観を再現することができる。