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防火性能に優れた内装材、北洲ほかが共同開発 

北洲(宮城・村上ひろみ社長)は、高い抗菌・調湿効果を持つ内装塗料「シラスリフレ」を、建築・土木材料の製造を行う富士川建材工業(神奈川・原田進社長)と室内気候研究所(北海道・石戸谷裕二代表)とで共同開発し、1月23日より販売を開始した。

消臭効果の実験




特長は、SIAA(抗菌製品技術協議会)認定の抗菌・防カビ・抗ウイルス剤を配合しており、高い抗菌作用が長時間持続する点にある。 空気中に浮遊する菌を不活化させることで、室内の空気環境を改善し良好な状態を保つ。
防カビ抵抗試験により抗カビ効果についても検証済み。
 
多孔質の粒子構造で調湿や消臭に優れた自然素材である火山灰「シラス」の成分が、調湿・消臭機能を発揮する。生ごみや尿、動物の臭いを消臭する効果があり、居室はもちろんトイレ回りなどで優れた効果を発揮する。 調湿建材の基準も満たしており、吸放湿効果が高いため湿気が残留しづらく、カビが発生しにくい。室内環境を快適な状態に保ち、水回りの使用にも適している。
 
揮発性有機化合物を使用していないVOCフリーのため、より安全な空気質が求められる病院や保育所などの内装リフォーム工事に最適。また、不燃材料、準不燃材料、難燃材料なので、高い防火性能が求められる病院や保育所、学校はもちろん、高層建築、防火エリアでの使用が可能である。
 
同製品は防火性能に優れた内装材として、安全・安心な空間が求められる病院や保育所、学校などでの使用にも適しており、同社ではこうした施設への提案を強化していく方針。
 
℡022・348・3011