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特集 一度で高い防錆力 オールインワン防食塗料

ジャパンカーボラインでは、東日本旅客鉄道と共同開発した画期的な下塗り上塗り防食塗料「JB125Si」をあらたに上市して好評を博している。

従来の防食塗料では、下塗りに変性エポキシ塗料を塗装し、その上にポリウレタン塗料で中塗り・上塗りを施す3回塗り仕様が一般的で、作業性に課題があった。しかし、本製品では3種ケレン以上の素地調整で塗装可能なうえ、1回塗りで125マイクロmの塗膜を確保することができ、従来の3回塗り仕様と同等以上の厚膜塗装が可能となっている。このような「下塗り・上塗り兼用のオールインワン塗料」として、作業時間とトータルコストの削減に大きく貢献することができる。

また、防錆力と耐候性についても、腐食試験では一般的な3回塗り仕様と同等以上の結果を示し、メタルハライドランプ試験機(紫外線照射試験機)を使用した耐候性試験でもポリウレタン塗料を大きく上回る性能を実証している。あわせて、錆面はもちろん、亜鉛メッキ面でも、高い付着性を示している。

環境対応においても、重量固形分が91%と高い割合であり、ごく少量のVOCしか含有しないうえ、鉛やクロムなどの有害重金属を含まないように配慮されたものとなっている。
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