関西ペイント、工業用主力製品シリーズリニューアル
関西ペイントは、工業用塗料分野の主力製品『アミラックシリーズ』を12月1日からリニューアルして発売した。現行シリーズは11月30日をもって終売となった。
アミノアルキド樹脂塗料は、工業用塗料分野において最も汎用的に使用されている焼付塗料。同社のアミノアルキド樹脂塗料「アミラック1000」をはじめとする現行の「アミラックシリーズ」は多くのユーザーに利用され、1982年の発売から40年目を迎えた。今回、塗膜性能や塗装作業性等は維持しつつ、「原点回帰」と「更なる進化」をコンセプトに全面リニューアル。新シリーズの先行販売として、「アミラックECO(特化則対応タイプ)」は今春より発売開始しており、好評である。
今回のリニューアルのポイントは、従来材質ごとに数字で示していた製品名を、特長を名称でイメージできるように、より分かりやすいネーミングに変更。それぞれの特長や塗膜性能データ、焼付条件、希釈シンナーの使用目安などの情報を、
より詳細に、よりわかりやすくするため、カタログおよび製品説明書を一新。
現行シリーズ同様のバリエーション豊かな原色設定、全国各地カラーセンターでの調色対応に加え、人気色「アミラックZERO(標準タイプ)」で要望の多い塗色を常備在庫品として3色(「半艶 黒」「半艶 22-90B」「半艶 25-70B」)用意。また、植物由来の原材料の一部使用は新シリーズでも継承し、環境配慮を意識した製品設計を行っている。